この記事のポイント
- BSRはAmazonにおけるカテゴリー内の相対的な販売順位
- 基本的には数値が小さいほどカテゴリー内の順位が高い
- 商品によって複数カテゴリーのBSRが表示される場合がある
- BSRと販売数は同じデータではない
- 異なるカテゴリーのBSRを単純比較しないことが重要
Amazonの商品リサーチをしていると、「BSR」という指標を目にすることがあります。 BSRは商品の売れ行きをカテゴリー内で比較するためのランキングで、日本では一般に「売れ筋ランキング」として確認できます。
BSRを見ることで、その商品が同じカテゴリーの商品群の中でどの位置にいるのかを把握できます。ただし、BSRは販売個数そのものではなく、異なるカテゴリーの順位を単純に比較することもできません。
この記事では、AmazonのBSRとは何か、どこで確認できるのか、カテゴリー・サブカテゴリーの順位をどう理解すればよいのか、販売数とは何が違うのかを解説します。
AmazonのBSRとは?
BSRとはBest Sellers Rankの略で、Amazonにおいて商品が同じカテゴリー内でどの程度売れているかを相対的に示すランキングです。
例えば、ある商品が「ホーム&キッチン」でBSR 100位なら、その商品はそのカテゴリー内で100位に位置していることを意味します。
BSRは「売上金額」や「販売個数」そのものではありません。
あくまで同じカテゴリー内の商品と比較した販売順位として理解することが重要です。
そのため、Amazonの商品リサーチではBSRを「この商品はカテゴリー内でどの程度売れている位置にいるか」を把握するための指標として利用できます。
BSRの数字は何を意味する?
Amazon BSRは、基本的に数値が小さいほどカテゴリー内で販売順位が高いと考えます。
| BSR | 意味 |
|---|---|
| #1 | 対象カテゴリー内で販売順位1位 |
| #100 | 対象カテゴリー内で100位 |
| #1,000 | 対象カテゴリー内で1,000位 |
| #10,000 | 対象カテゴリー内で10,000位 |
ただし、「1,000位だから月に○個売れている」という意味ではありません。 BSRは順位であり、販売数を直接表示するデータではないためです。
また、BSRが何位なら「良い順位」と判断できるかはカテゴリーによって異なります。 この点については Amazon売れ筋ランキングの目安は何位? で詳しく解説しています。
AmazonのBSRはどこで確認できる?
BSRはAmazonの商品詳細ページなどから確認できます。 商品ページ内の「商品の情報」「商品詳細」などの項目に、売れ筋ランキングとしてカテゴリー名と順位が表示される場合があります。
例えば、次のような形式です。
売れ筋ランキング
ホーム&キッチン:1,250位
収納用品:38位
この場合、同じ商品に大きなカテゴリーと、より細かなカテゴリーの順位が表示されています。
カテゴリーとサブカテゴリーのBSRの違い
Amazonの商品には、複数階層のカテゴリーが関連付けられている場合があります。
例えば「ホーム&キッチン」のような大きなカテゴリーの中に、「収納用品」など、より具体的なサブカテゴリーが存在します。
| 種類 | 考え方 |
|---|---|
| 大カテゴリー | 比較対象となる商品範囲が広い |
| サブカテゴリー | より近い種類の商品群の中での順位を確認しやすい |
そのため、商品Aの「収納用品 50位」と商品Bの「家電 50位」を見て、同程度の販売数だと判断することはできません。 カテゴリーごとに商品数や需要規模が異なるためです。
Amazon BSRと販売数の違い
BSRと販売数は混同されやすい指標ですが、意味は異なります。
| 指標 | 示しているもの |
|---|---|
| BSR | カテゴリー内での相対的な販売順位 |
| 販売数 | 一定期間に実際に販売された商品の数量 |
つまり、BSRが分かっても、それだけで月間販売数を直接読み取れるわけではありません。
「このASINは月にどのくらい売れている可能性があるのか」を調べたい場合は、BSRだけを見るのではなく、カテゴリーや過去データなどを考慮した販売数推定が必要です。
販売数・売上規模の推定については、 Amazon売上推定ツール|ASINから販売数・売上を概算する方法 で詳しく解説しています。
Amazon BSRを見るときの注意点
異なるカテゴリーのBSRを単純比較しない
カテゴリーごとに市場規模や商品数が異なるため、「BSR 1,000位」という数字だけを切り取って別カテゴリーの商品と比較するのは適切ではありません。
BSRを販売数そのものとして扱わない
BSRは順位です。 販売数を知りたい場合は、販売数の推定データなど別の情報と組み合わせて判断します。
1回確認した順位だけで判断しない
BSRは販売状況に応じて変動します。 商品リサーチでは一時点の順位だけでなく、過去から現在までの変化も確認すると、商品の販売状況を理解しやすくなります。
なぜBSRが変動するのか、販売数と順位がなぜ一致しないのかについては、 Amazon売れ筋ランキングの仕組み で詳しく解説しています。
SellerSpriteでBSRを確認する方法
セラースプライトの ライバル商品リサーチ では、キーワード、ブランド、セラー、ASINなどから商品を検索し、BSR、推定販売数、価格、評価数などを一覧で確認できます。
Amazonの商品ページを一つずつ開かなくても、複数の競合商品についてBSRと関連データを並べて確認できるため、商品リサーチや競合分析を効率化できます。
Amazon BSRに関するよくある質問
AmazonのBSRとは何ですか?
BSRはBest Sellers Rankの略で、Amazonにおける商品のカテゴリー内での相対的な販売順位です。
BSRは数字が小さいほど良いですか?
基本的には数字が小さいほど、そのカテゴリー内で販売順位が高いことを示します。ただし、異なるカテゴリーのBSRを単純に比較することはできません。
BSRから販売数は分かりますか?
BSR自体は販売数ではないため、BSRだけから正確な販売個数を読み取ることはできません。販売数を調べたい場合は、カテゴリーや過去データを考慮した推定値などを併用します。
商品に複数のBSRがあるのはなぜですか?
商品が大カテゴリーとサブカテゴリーなど複数のカテゴリー階層に属している場合、それぞれのカテゴリー内で順位が表示されることがあります。
まとめ
Amazon BSRは、商品がカテゴリー内でどの位置にいるのかを示す相対的な販売ランキングです。基本的には数値が小さいほど順位が高くなります。
ただし、BSRは販売個数そのものではなく、カテゴリーによって順位の意味も異なります。 商品リサーチでは、カテゴリーを確認したうえでBSRを読み、必要に応じて販売数や過去トレンドなど別のデータと組み合わせることが重要です。