今週の注目:
✨TikTok、オランダ市場進出を計画することを報告
✨Amazon、セラーが注文数の急落を報告
✨Temu、新たな開店数量制限政策を打ち出し
1、Apple
米市場販売は4カ月連続減、ファーウェイ強力復活
中国のスマホ市場で、アップルなど海外ブランドが困難に直面している。2024 年 11 月の海外ブランド対中輸出台数は 4 カ月連続減少し、11 月には 304 万台になった。ファーウェイ 2023 年 8 月復帰ハイエンド市場後、自社チップでアップルを追い詰めている。24 年 4~6 月期にアップルは中国市場でスマホ販売上位 5 社外に落ち、7~9 月期売上も減少したが、ファーウェイの売上は増えた。
アップルは中国ブランドとの競争対応として、1 月 4 日から 4 日間限定で iPhone 16 Pro シリーズを最大 500 元(約 1 万 1000 円)値下げするキャンペーンを行っている。
2、TikTok
オランダ市場進出を計画することを報告
近日、TikTok が 2025 年初頭にオランダの電子商取引市場に進出する計画を立てているというニュースがある。現在、TikTok はヨーロッパで月間アクティブユーザー数が 1 億 7500 万人以上に達しており、また TikTok Shop はすでにイギリス、スペイン、アイルランドでオンラインサービスを開始しており、イタリアとドイツではテスト中である。
3、Temu
新たな開店数量制限政策を打ち出し
近日、Temu プラットフォームが開店政策に大きな調整を行った。Temu 側が発表したところによると、2025 年から、1 つの企業主体につき、開店数量は 2 つ以下となり、つまり非ハーフマネージドとハーフマネージドの店舗をそれぞれ 1 つずつ開くことができる。これに対して、以前の政策では 1 つの企業主体が最大 20 個の Temu 子店舗を開設できていた。
4、Google
Pixel 4aのバッテリー短縮アップデート配信、現金や割引コード入手可能
Googleが2025年1月6日、純正スマートフォンであるPixel 4aにソフトウェアアップデートを配信することを発表した。このアップデートにより、一部の端末はバッテリー容量が減少する可能性があるとのことで、Googleは対象端末を持つユーザーに無料のバッテリー交換を提供するか、現金またはGoogle製ハードウェアの割引コードを配布するとしている。
情報源:https://support.google.com/pixelphone/answer/15701861
5、Samsung
テレビ向けのAIエクスペリエンスを発表
Samsung がテレビ用 AI エクスペリエンスを発表し、俳優情報提供や映像音声最適化機能を持つ。「Neo QLED」などモデルに搭載予定で、「Neo QLED 8K QN990F」がトップ。Art Store 拡充や「Premiere 5」「MICRO LED 美容鏡」など新技術も同時発表。
6、中国BYD
24年の世界販売が427万台に
中国の BYD は 2024 年 12 月販売台数が 51 万 4809 台で前年同月比 51% 増、年間で 427 万 2145 台で 41% 増。純電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)販売好調、海外も 7 割増。2025 年タイとブラジル工場稼働で海外販売伸びる可能性ある。同社は BEV と自動運転技術向上に力を入れ、新技術を発表予定で、自動運転では 2023 年に「天神之眼」を発表し、2024 年にエンジニアを増やし、多社と連携強化し、2025 年に主力シリーズに搭載される見通しだ。
7、Amazon
セラーが注文数の急落を報告
最近、アマゾンの多数のセラーが自店の注文数が急激に減少したと不満を述べている。一部のセラーは、ここ数日の注文数が単位の数にまで減少し、以前は1日あたり100件以上の注文を受けていた店舗でも、現在は数十件にとどまるケースも見られる。他の越境ECプラットフォームでも似たような状況が発生しており、多くの販売者は、この現象を西洋のクリスマス休暇に伴う影響だと考えている。休暇シーズン中、消費者の購買活動が一時的に減少したことが、注文数の急落に繋がっていると見られている。